農薬/肥料のよくあるご質問(Q&A)


ご質問と回答

“キュウリ”での「スミカエース1号(18-10-14)」の施肥方法を教えてほしい。
キュウリは、好硝酸性植物で、かつ収穫開始後、茎葉の生長と果実の肥大、収穫が並行して進むので、土壌中の無機態窒素含量を一定の範囲内に保つ必要があります。一方で、きゅうりの根は濃度障害に弱く、土壌のEC濃度を高めすぎない施肥管理が求められています。また、キュウリは水分要求量が多く、果実肥大期に水分が不足すると肥大が著しく悪くなります。 以上を勘案し、次の施肥設計をお薦めします。①元肥は、スミカエース1号を10a当たり100㎏(窒素成分量18㎏)と有機質肥料(N量10㎏)の併用、②追肥は、硝酸性窒素(NN)を含む液肥をかん水施肥する。 なお、スミカエース1号は、窒素全量18.0%の内硝酸性(NN)7.5%、アンモニア性(AN)10.5%です。NNは、施肥後直ちにきゅうりに吸収され、肥効を発揮します。また、硝酸化成抑制材「DCS」の効果によりANと有機肥料の肥効が長効きしますので、土壌中の無機態窒素濃度を一定範囲に保つことができます。また、NNを含む液肥には、住友液肥M441号(4-4-1)、住友液肥M862号(8-6-2)。スミライム(7-0-3苦土他)があります。1回に10~15kg、1~2週間毎に追肥してください。

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